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​雑誌ひまわり (1947-1952)

​「美しく賢く優しい女性になるためには、それにふさわしい少女時代を送る必要がある」

1946年に女性雑誌「それいゆ」を創刊させた中原淳一は、その翌年の1947年に10代に向けた雑誌「ひまわり」を創刊した。

お金をかけなくてもできるおしゃれやインテリアの工夫、身につけておきたいマナー、料理や手芸​、名作ダイジェストなど、もりだくさんの内容が少女たちをひきつけた。

中原淳一 Junichi Nakahara (1913-1983)

昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡。
戦後1年目の1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性達に暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となった。
活躍の場は雑誌にとどまらず、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、先駆的な存在となる。そのセンスとメッセージは現代を生きる人たちの心を捉え、新たな人気を呼んでいる。 妻は、宝塚歌劇の創世記を担った男役トップスターで、戦後映画テレビで活躍した葦原邦子。

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